5: ◯議長(
永野義人) 日程第2、第38号議案から日程第4、第40号議案までを
一括議題といたします。
これより一括して質疑を行います。
質疑の通告があっていますので、発言を許します。
16番、
野黒美議員。
6: ◯16番(野黒美正壱) 第38号議案、税の減額措置により生じた市の税収減はどのようにして補てんされるのかという趣旨からお聞きします。
第1点目、法律が原因による市税の減収は、どのように処理されているかを質問するものであります。
議長、第38号議案だけですかね。
7: ◯議長(
永野義人) いや、今、一括してということを言っておりますので、どうぞ。
8: ◯16番(野黒美正壱) 第39号議案について、税の公平な負担、能力に応じた負担があるという趣旨から質問いたします。
上場株式の
配当所得、
譲渡所得の
確定申告の有無によって
国民健康保険税の増減が生じるのか、利益のときは
確定申告せずに、損失を受けたときは
確定申告すると、
国民健康保険税は安くなるのかということを質問するものであります。
第40号議案、
当該議案の地域は124戸、人口320人の
低層住宅地域として、区画整理による
造成工事中でありますが、市街地として
住居表示の
行政サービスを受ける以上、それなりの
固定資産税、
都市計画税の課税対象として市の財政に貢献しているかどうかという趣旨からお聞きするものであります。
1点目、
住居表示の
行政サービスを受ける当該地域の現状は現在どのようになっているのでしょうか。
2点目、
当該土地は、住居地として
固定資産税、
都市計画税の課税はどのようになっているのでしょうか。
3点目、
都市計画税の
課税客体となった時期を質問するものであります。
9: ◯議長(
永野義人)
市税課長。
10: ◯
市税課長(深野克秀) ただいまご質問いただきました第38号議案及び第40号議案の市民税にかかわるところでのお答えを申し上げます。
まず、第38号議案につきまして、法律が原因による市税の減収はどのように処理されるのかというご質問です。
今回の地方税法の一部改正に伴い、住民税における
住宅ローン特別控除が新たに導入されます。これは、平成21年から平成25年までに新たに新築等に入居された方で、所得税の
住宅ローン控除の適用に対し、所得税で税額を控除することができなかった額については住民税から控除するという新しい条例になりますが、この措置によって住民税の減収が発生した場合、本来は所得税が担うべき役割を住民税で補完する制度となりますので、全額、
減収補てん特例交付金によって補てんが行われることとなります。
続きまして、第40号議案について、
当該土地は住居地として
固定資産税、
都市計画税の課税はどのようになっているか、また
都市計画税の
課税客体となった時期はいつかということでございます。
まず、平成21年度の
固定資産税及び
都市計画税は、
賦課基準日である平成21年1月1日現在の土地の使用状況に基づき、山林として課税を実施しております。
都市計画税の
課税客体となった時期は、平成19年10月15日に
都市計画区域の見直しにより
調整区域から
市街化区域に編入された部分につきましては、平成20年度から
都市計画税を課税しております。以上です。
11: ◯議長(
永野義人)
国保年金課長。
12:
◯国保年金課長(永田哲次) では、第39号議案についてご回答いたします。
上場株式の
配当所得、
譲渡所得の
確定申告の有無によって、
国民健康保険税の増減が生じるのかというご質問でございます。
上場株式の
配当所得、
譲渡所得のある方が、所得税や
市県民税の
源泉徴収分の還付を受けるために
確定申告をされる場合があり、
確定申告によって所得金額の合計額が多くなれば、
国民健康保険税の額が増額となります。
次に、利益のあるときは
確定申告をせずに、損失を受けたときは
確定申告をすると、
国民健康保険税は安くなるのかというご質問でございます。
一概に
国民健康保険税が安くなるということにはなりません。
確定申告される場合、
上場株式等の譲渡損失と
上場株式等に係る
配当所得との
損益通算がされることになりますが、損失、
損益通算の内容によっては、
国民健康保険税の増減に影響を及ぼす場合があると考えられます。以上です。
13: ◯議長(
永野義人)
市民課長。
14:
◯市民課長(
的野千賀子) 第40号議案を回答いたします。
(1)
住居表示の
行政サービスを受ける当該地区の現状についてというご質問でございます。
住居表示実施は、だれにでもわかりやすい
まちづくりの形成を推進するために行うものでございます。
区画整理事業という大規模な面整備に伴い、隣接する地域を含め実施いたしております。
今回
住居表示を行います地域は、平成20年6月13日に
事業認可を受け開発整備が行われています、
月の浦西土地区画整理事業区域であります。
西日本鉄道株式会社が事業主体となっております。
住居表示を実施する区域は、面積約7.9ヘクタール、
計画戸数は約124戸、
計画人口約320人であります。
現在は
造成工事中でありますが、今年10月ごろをめどに、
換地処分にあわせて
住居表示を実施するため、提案させていただいたものであります。終わります。
15: ◯議長(
永野義人) 16番、
野黒美議員。
16: ◯16番(野黒美正壱) 第38号議案ですけれども、この減税による国の補てんは100%、全額ということを今言われましたけれども、この
全額補てんをするという確約というのはどういった面でされるんでしょうか。途中でこれがなくなるとか50%になるとか70%になるとか。国は100%を補てんすると言っているんでしょうか。その確約についてお聞きいたします。
それから、第39号議案につきまして、当該改正は、一言で言ったら
上場株式等に係る
配当所得及び譲渡をしている者にとっては、税の納付額を少なくできる可能性がある改正であると考えていいものでしょうか。その点についてお聞かせ願いたいと思います。
それから、第40号議案でございますけれども、10月に行われる
換地処分とあわせて
住居表示をやると。いまだに
造成工事中であるけれども、
換地処分にあわせてやるということですが、なぜその
換地処分にあわせてやるのか、その具体的な理由をお聞かせ願いたいと思います。
それから、
都市計画税は既に課税しているということですけれども、この
都市計画税を課税するとき、不動産はどのような価格でやっているんでしょうか。宅地としてやっているんでしょうか、それとも山林としてやっているんでしょうか。それともいろいろな
計算方法でやっているのか。その価格の基準についてお聞かせ願いたいと思います。以上です。
17: ◯議長(
永野義人)
市税課長。
18: ◯
市税課長(深野克秀) まず、第38号議案における補てん100%の確約はあるのかということでございます。
今現在はそのようになっておりますが、将来的においてそれが100%継続されるかどうかは今の段階では未確定とお答えするしかございません。
それと第40号議案に係る、
調整区域から
市街化区域に編入された区域についての
都市計画税を課税している地目等はどのようになっているのかということのお尋ねです。
この分につきましては、今現在造成中であり、まだ利用できない土地ということになりますので、
事業計画が終わるまでは
調整区域から編入された当時の山林としての課税を実施しております。以上です。
19: ◯議長(
永野義人)
国保年金課長。
20:
◯国保年金課長(永田哲次)
上場株式の
配当所得、
譲渡所得に関して、今回減額の措置となっているのかというご質問でございます。
上場株式の
配当所得と
譲渡所得につきまして、今回、
損益通算という分が盛り込まれております。これは
譲渡所得の損失が生じた場合は、分離課税として申告をすれば、
上場株式の
配当所得と
損益通算をできるということでございますので、その意味では減額制度という形になります。以上でございます。
21: ◯議長(
永野義人)
市民課長。
22:
◯市民課長(
的野千賀子)
換地処分と
住居表示の時期を同一にするのはというご質問です。
住居表示の時期を同じにするのは10月ごろになりますが、法務局の指導にもよります。所管されている登記簿の土地の表示と住所の表示が異なることによる住民の混乱を防ぐものでございます。
23: ◯議長(
永野義人) 質疑を終わります。
第38号議案及び第40号議案は
総務市民委員会に、第39号議案は
福祉文教委員会に付託します。
──────────────・────・──────────────
日程第5及び日程第6
24: ◯議長(
永野義人) 日程第5、第42号議案及び日程第6、第43号議案を
一括議題といたします。
これより一括して質疑を行います。
質疑の通告があっていますので、発言を許します。
20番、
松崎議員。
25: ◯20番(
松崎正和) 質疑ですので、自分の意見は言わないというのがルールですけれども、少しだけ、質問の趣旨が伝わらないと思いますので、述べさせていただきます。
3款1項4目19節
男女共同参画政策費の中の
DV被害者に対する
定額給付金の件ですけれども、前回の3月議会で
一般質問が出され、支給してほしいという思いでの
一般質問がなされておりました。
それにつきましては一貫して、
総務部長の答弁だったんですけれども、
DV被害者を把握することも困難だと、いわゆる
DV被害者は受給のためには住民票の登録が必要だ、2月1日の
住民基本台帳を基本に国の
基準どおりにやるんだと。結論といたしましては、調査も支給もすることは考えていないという答弁であったわけです。それが3カ月後にこういう形で、ホームレスは別にして、
DV被害者定額給付金等相当額給付金という名目で予算が組まれております。
前回は今申し上げましたとおりの内容で、3カ月後にこうなったわけですけれども、どうして把握できないという答弁だったものが、どのような形で把握されたのか。何名の方に支給されるのか。それと、
住民基本台帳の登録が基準だと、あくまでも
住民登録ということを言っておられましたけれども、
住民登録がされたのかどうか。その点についてお尋ねをいたします。
誤解のないように申し上げておきますけれども、決してこの
DV被害者の方に支給することを反対しているわけではございません。大いに結構なこと、大いに賛成はしておりますけれども、3カ月前と今とが違う、まさに朝令暮改を思わせるような予算が組まれておりますので、以上のことについてお尋ねをいたします。
26: ◯議長(
永野義人)
人権女性政策課長。
27:
◯人権女性政策課長(
岩男泰明) 第42号議案、3款1項4目19節の部分の
給付対象者の数ということと、なぜ3月議会にしないとお答えしておいてするのかというご質問でよろしいでしょうか。
まず、対象者の数でございますが、11世帯19人を見込んでおります。これはあくまでも市としての推測の数字でございまして、福岡県及び
DV被害者相談機関と協議をし、
相談件数等を参考にいたしまして、当課で見込んだ数字でございます。
住民登録の手続はということでございますが、この事業では、主に夫からの暴力から逃れまして、その追跡を恐れ、どうしても
住民登録の異動手続をすることができない深刻な状況にある
DV被害者の支援を目的にしておりますので、
申請対象者の居住地には
住民登録がなされていないことが前提となります。
これを決めましたのは、4月に入りまして、福岡県内におきましても福岡市を初め近隣市町、とりわけ筑紫地区4市1町において動きが起こりまして、
担当課長会議も数回行いました。その中で、
DV被害者の
支援事業として取り組みたいということになり、大野城市といたしましても検討を重ね、国の
定額給付金等とは別の事業で、
DV被害者支援事業として実施すべきとの考えに至りまして、補正予算をお願いするものでございます。以上でございます。
28: ◯議長(
永野義人) 20番、
松崎議員。
29: ◯20番(
松崎正和) 推測だと。何かよくわからんような答弁ですけれども、じゃあほかに、きれいに把握せずに推測で、例えば実際には30人いるのに推測で19人になったとか、そういうことなんですか。それが第1点。
それと、さっき言ったようにまさに朝令暮改ですよ。今聞くと、他の自治体がしたからそういうふうにやったんだということ。前回の議会ではしないと、調査すらしないということを答弁されていたんですね。それを、よそがやったからうちもやるんですよと、そういうことでいいのかなと。
もう一つ。
定額給付金じゃない別の事業と、そんなこと通らない。まさにこれは
定額給付金の支給ですからね、予算項目が違うだけで。
それで、
総務部長、どうですか。前回ああいう形で、今私が申し上げましたようなことで答弁されているんですよね。今回、まあ出されることは大いに結構なこと、今回こういう形で出されたということで、
総務部長のお考えはいかがですか。
30: ◯議長(
永野義人)
総務部長。
31:
◯総務部長(柳瀬一幸) 前回の議会の
一般質問については、十分注意しながら回答したつもりです。私の担当がいわゆる
定額給付金、
子育て応援特別手当の担当でございますから、その業務というのは国からいろんな指示が出てきております。それに従った形で処理するという原則でお答えをいたしております。一般的な
定額給付金制度じゃない部分で支給することの可否については、その時点で市で何の検討もしておりませんので、考えておりませんと回答したところでございます。
32: ◯議長(
永野義人) ほかに。いいですか。
人権女性政策課長。
33:
◯人権女性政策課長(
岩男泰明) 推測かと1点目申されましたが、あくまでも状況――県とかDVの相談機関と相談いたしまして、その
相談件数等から見込んだ数字でございます。
ほかの自治体がするからするのかということでございますが、大野城市独自で担当課としてもるる検討しました結果、この制度を実施したいということになって、今回の補正をお願いすることになったわけでございます。全く別の事業かと、だめだとおっしゃいましたが……。〔「だめだと言っているわけではない」の声あり〕
34: ◯議長(
永野義人) 静かにしてください。どうぞ、発言してください。
35:
◯人権女性政策課長(
岩男泰明) 別の事業とはならないとおっしゃったようですが、これは先般5月末の総務省及び
厚生労働省の通知からしても、別の事業として取り組まれたいと推奨するような文書も来ておりますので、市の独自事業として実施することについては差し支えないと考えております。以上でございます。
36: ◯議長(
永野義人) はい、次。16番、
野黒美議員。
37: ◯16番(野黒美正壱) 第42号議案でございます。13ページに
スポーツ振興費、
備品購入費というのが書いてあります。それについてお聞かせ願いたいと思います。
特定財源として
コミュニティ助成事業には五つの
助成事業があります。1が一般、緑化推進、
自主防災センター、
青少年健全育成があり、ここはその中の
青少年健全育成事業と考えられますが、
備品購入が青少年の
健全育成に役立てられているかどうかの確認の趣旨からお聞きするものであります。
1点目、
スポーツ振興費の
備品購入費及び
特定財源の
具体的内容をお聞きするものであります。
備品購入と
青少年育成、特に小中学生との関係をお聞きするものであります。
2点目が、
遺跡発掘調査受託事業の
具体的内容についてお聞きするものであります。当該及び
当該調査事業にかかった費用及び請求の
計算方法をお聞きするものであります。
次に、第43号議案。9ページに需用費として
趣旨普及費というのが書いてあります。それについてお聞かせ願いたいと思います。需用費として
趣旨普及費を上げていることから、これはパンフレットの作成ですけれども、どのような目的意識を持って
趣旨普及費を上げておられるのかという趣旨からお聞きするものであります。1点目、
趣旨普及費の趣旨の内容、普及の方法、手段などの
具体的内容をお聞かせ願いたいと思います。以上です。
38: ◯議長(
永野義人)
スポーツ課長。
39:
◯スポーツ課長(伊藤徳明) 第42号議案、
スポーツ振興費の
備品購入費及び
特定財源の
具体的内容についてでございます。
まず、
備品購入費でございますが、平成16年度から毎年体育の日に各
コミュニティセンターを中心に実施しておりますMADOKAれくスポ祭、これは世代を問わず開催している地域中心の事業でございます。その中で特に人気が出てまいりました
ユニカールという備品でございます。これはオリンピックでもかなり人気が出ました競技でございまして、氷上で行いますカーリングによく似た競技でございます。これを購入するものでございます。それともう一つは
バウンドテニスという競技で、室内でも簡単にできるテニスによく似た競技でございます。これを1セット購入するものでございます。
また、この財源につきましては、宝くじの売上金を財源としまして、
財団法人自治総合センターが実施します平成21年度
一般コミュニティ助成事業助成金の申請をしておりましたところ、240万円が交付されることに決定しましたことによるものでございます。以上でございます。
40: ◯議長(
永野義人)
ふるさと文化財課長。
41:
◯ふるさと文化財課長(舟山良一) お尋ねの
遺跡発掘調査受託事業についてお答えします。
場所は曙町一丁目地内です。遺跡の可能性が強い地域であったため、
試掘調査を実施したところ、弥生時代と古墳時代の集落と思われる遺跡が確認されました。
民間開発業者が
マンション建設を計画しており、工事が行われますと遺跡が破壊されてしまいますので、工事前に
開発業者と
教育委員会で
委託契約を結んで
発掘調査を実施するものです。
次に、その費用の請求の
計算方法についてでございますが、
試掘調査によって遺跡までの深さがわかりました。それと調査面積、あるいはその遺跡の状態等から考えまして、おおむね調査期間は6カ月程度かかると考えたところです。したがって、それに必要な人件費、それからユンボ等の重機械の使用料等の経費を積み上げて算出を行ったものです。なお、費用につきましては
開発業者のほうから負担していただくことで進めております。以上です。
42: ◯議長(
永野義人)
介護サービス課長。
43:
◯介護サービス課長(小谷文昭) 第43号議案、
趣旨普及費の趣旨の内容、普及の方法、手段などの
具体的内容についてのお尋ねでございます。
まず、趣旨の内容につきましては、
介護保険の仕組みや
介護サービスを受けるにはどうしたらいいのかなどを記載した冊子「
介護保険のてびき すこやか」を1万5,000部作成いたしまして、市内の65歳以上の人がいる世帯及び65歳になられた方、また大野城市へ転入された65歳以上の方へ配布し、
介護保険について周知を図るものです。
次に、普及の方法、手段につきましては、65歳以上の人がいる世帯及び65歳になられた方への配布は郵送で行います。また、転入された65歳以上の方は、
転入手続きで市役所に来られた際、窓口で配布するようにいたしております。以上でございます。
44: ◯議長(
永野義人) 16番、
野黒美議員。
45: ◯16番(野黒美正壱) 第42号議案について質問させていただきたいと思いますけれども、この
スポーツ振興費は
青少年健全育成ではなくて、
一般コミュニティ関係からの支出と考えていいものでしょうか。それについてもう一度確認したいと思います。以上です。
46: ◯議長(
永野義人) この1点でいいんですね。
47: ◯16番(野黒美正壱) はい。
48: ◯議長(
永野義人)
スポーツ課長。
49:
◯スポーツ課長(伊藤徳明) お察しのとおり、平成21年度の
コミュニティ助成事業助成金という名目でございますので、おっしゃるとおりでございます。以上です。
50: ◯議長(
永野義人) 質疑を終わります。
第42号議案及び第43号議案は
予算委員会に付託をいたします。
──────────────・────・──────────────
日程第7から日程第14まで
51: ◯議長(
永野義人) 日程第7、報告第1号から日程第14、報告第8号までを
一括議題といたします。
これより一括して質疑を行います。
質疑の通告があっていますので、発言を許します。
15番、鵤議員。
52: ◯15番(鵤 卓徳) 報告第6号について質問をいたします。通告書では1、2、3としていますけれども、逆の3、2、1という形でお尋ねしたいと思います。
まず、3)の林田スマさんの昨年の
センター長としての報酬額及び
出勤日数・出勤時間ですね、大体時給で幾らぐらいだったのか。
それと、2)のほうの
名誉館長、本年度からですか、設置されます
名誉館長、それと館長の年間の報酬額及び
出勤日数・出勤時間、これらのことを質問いたしたいと思います。
53: ◯議長(
永野義人) 新
コミュニティ課長。
54: ◯新
コミュニティ課長(見城俊昭) 質疑をいただきました内容につきまして、
都市施設管理公社に回答を求めましたので、その回答書を読んで回答とさせていただきます。
まず、1点目の
センター長の昨年度の報酬額及び
出勤日数・出勤時間――これは時間単価ということになろうかと思います――についてでございます。昨年度の
出勤日数は150日で、出勤時間は817.5時間となっています。ただし、この出席日数は
まどかぴあに出勤された日数で、そのほかに、
まどかぴあに出勤されないで直接出席された、
まどかぴあ以外の事業や会議等への出席が多数あります。年額の報酬額600万円を出勤時間数の817.5時間で割り戻しました時給単価は7,339円となります。
次に、2点目の
名誉館長及び館長の
年間報酬額及び
出勤日数・時間についてでございます。
名誉館長は無報酬で、
出勤日数は特に定めていません。館長は
男女平等推進センター所長との兼任でお願いしていますが、報酬は今までの
男女平等推進センター所長の報酬額である年額600万円としております。つまり、
館長報酬分は付加していません。
出勤日数は規定していませんが、おおむね週3日程度でお願いしています。以上です。
55: ◯議長(
永野義人) 15番、鵤議員。
56: ◯15番(鵤 卓徳) そういうことであればわかりました。
それでは、1)に書いておりますように、何らかのマイナスがあったのか、こうすることによってプラスになるのか、その辺の理由をご報告ください。
57: ◯議長(
永野義人) 新
コミュニティ課長。
58: ◯新
コミュニティ課長(見城俊昭) これも少し長くなりますが、
都市施設管理公社のほうからいただきました回答書を読んで回答とさせていただきます。
まどかぴあは、平成8年の開館時から平成17年度まで池田満寿夫氏を初代館長に、2代目館長は池田満寿夫氏のパートナーであった佐藤陽子氏に務めていただいておりました。ただし、平成18年度以降も、池田満寿夫氏の遺志を受け継いだ「版画ビエンナーレ展」の審査員として、また音楽関係事業など、
まどかぴあが行う事業の監修や指導・助言などを佐藤陽子氏にお願いしていたところです。これは池田満寿夫氏から佐藤陽子氏によって築き上げてきた
まどかぴあとしてのアイデンティティーとそれぞれの事業をさらに発展させるために、館長を引かれた後も佐藤陽子氏にお願いしていたというものです。
この
まどかぴあ事業に対する監修や指導・助言は、これからもお願いしていくことになりますので、今回、
名誉館長への就任をお願いしたところです。これによりまして、現在の個人的な内向きの活動から一歩踏み出して、外に向かっての活動などより広い活動をお願いすることができるようになりました。特に、中央との文化情報の交換などが円滑となっていますので、
まどかぴあの一層の発展につながるものと期待しているところです。
次に館長についてでありますが、
まどかぴあは、市民や関係者のご協力とご支援によりまして、図書館、生涯学習センター、男女平等推進センター、ホール事業とそれぞれ大きく進展し、一定の評価をいただくまでに発展しているものと思っています。
しかし、近年の市民を取り巻く状況の変化の中で、新たな役割として、環境の変化や市民ニーズに応じて、文化による地域の活性化や生活支援のスキル・情報の提供など、
まどかぴあにも変化が求められているところです。
このため、今年度から担当を課に昇格する組織改正を行い、対応の強化を図ったところです。また、佐藤陽子氏の
名誉館長就任とあわせて、不在であった館長を置くこととしたものです。これによりまして、幅広い視野で市民ニーズをとらえ、それを着実に事業展開に生かすという役割が確立できたものと思っています。以上です。
59: ◯議長(
永野義人) 質疑を終わります。
報告を終わります。
──────────────・────・──────────────
日程第15 請願第1号
60: ◯議長(
永野義人) 日程第15、請願第1号を議題といたします。
紹介議員の補足があれば、お受けいたします。
2番、天野議員。
〔2番 天野嘉久孝議員 登壇〕
61: ◯2番(天野嘉久孝) 今回、平野児童保育所建て替えに関する請願に対しての補足をさせていただきます。
まず、当該保育所が建てられ約20年以上が経過しております。その施設内の設備が、現状では、例えばランドセルの置き場等々が確保されていない等や、手洗いの蛇口が非常に少ないなど、施設が充実していないこと、ないしは建物が建てられて20年余が経過し、傷みがかなり進んでいるということです。さらには、20年前から見てみますと周辺の環境整備等がなされ、交通量が増加しているため、道路を横断して通っているために安全性が保てていないということなどを理由に、皆様方のお手元にあります、その請願書に書いてあるような内容で建てかえを要望するものであります。
保護者の皆様や1,800余りの署名をされた方々の意をお酌み取りをいただき、議員諸氏のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
62: ◯議長(
永野義人) 請願第1号は
福祉文教委員会に付託いたします。
以上で本日の議事日程は……。
63: ◯16番(野黒美正壱) まず、請願書が配られておりません。請願書が配られていないということは議事の内容で困ります。裏が白紙になっております。請願書が配られておりません。
64: ◯議長(
永野義人) ちょっと、ここから見えません。
65: ◯16番(野黒美正壱) 配られていないということは非常に困りますので、配っていただきたいと思います。
66: ◯議長(
永野義人) ちょっと待ってください。
67: ◯16番(野黒美正壱) 裏が白紙になっています。これは議事について非常に問題がありますので、配っていただきたいと思います。
68: ◯議長(
永野義人) ちょっと待ってください。ちょっと休憩をとります。
──────────────・────・──────────────
休憩 午前10時42分
再開 午前10時43分
──────────────・────・──────────────
69: ◯議長(
永野義人) それでは再開をいたします。
野黒美議員の議案書ということは、今、新しいものが来たと思いますが、確認をしていただきたいと思いますけれども、ようございますか。
はい、じゃ何か。ようございますか。〔「はい」の声あり〕
再度、請願第1号は
福祉文教委員会に付託をいたします。
以上で、本日の議事日程はすべて終了しました。
次の10日の会議は、議事の都合により、特に9時30分に繰り上げて開きます。
本日は、これをもちまして散会いたします。
どなたもお疲れさまでございました。
──────────────・────・──────────────
散会 午前10時44分...